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2007年1月22日 (月)

おハナシを聞く

Hon_7 Sain

てんこちゃんが御ひいきにしている、ケロポンズのコンサートがアイーナで20日行われた。ケロポンズが来ると聞いて、とっても楽しみにしていた。しかし、この日は夜回り先生で有名な水谷修氏の講演会も同じ時間にお隣のマリオスであるのだった。

どっちに行くか、悩んだ末、ケロポンズのコンサートは過去に何度か見たことがあるし、翌日のセミナーでじっくり見ることにして水谷修氏の講演会にともかく応募することにした。

盛岡市の広報に事前に出ていたし、往復はがきによる応募制。知名度も高い。全国各地の講演会場も満員で入りきれない時もあると聞く。きっとこれは、かなりの倍率になるに違いない。きっとはずれるだろう、と思ったのだが、かなりたってから小学校のお便りでも案内が回ってきたし、これは案外少ないのかもしれない・・・と想像し応募したら案の定、整理券のナンバーを見るとまだ余裕がありそう。

岩手県民は夜回り先生のことを知らないのか、それとも、田舎だから、あんまりこのテの問題は関係ないと思っているのかどーかわからないが、会場は超満席という訳ではなく、ところどころ空席もある。以外に関心が薄い印象を受けた。

しかし、講演会場に来ていた人たちの年代は幅広い。10代の子から高齢の方まで。

てんこちゃんもテレビで講演の様子を見たことがある。壮絶なハナシであることは想像していたが、まわりからすすり泣く声が聞こえる。なんとなくイメージでは、渋谷とか歌舞伎町界隈の夜の世界で、田舎である盛岡には縁遠いハナシかと思いきや、岩手の子も相談メールがきているという。盛岡の夜の繁華街も夜回りしたと言っていた。薬物の売人もいて、秋田から買いにくるとも言っていた。10代の子供たちに薬物について身近で使っているなど聞いたことがあるかどうかの問いに8割位の子が手を挙げていた。実は結構深刻な状況かもしれない。

実感したのは、実は、著書にサインをしてもらっている時。

ほんとは、急いでマリオスのケロポンズのコンサート会場に戻りたかったのだが、この手の講演会では、本を売ってサイン会をするという場合が多い。

水谷先生にとっては、1分1秒も時間がもったいない。サインをしている暇があったら、水谷先生を待っている子どもたちのハナシを聞いてあげて欲しい。という気持ちがありつつ、やっぱりせっかくなので、悪いなぁと思いつつ本にサインをしてもらうことにした。

てんこちゃんは、普段はのろまだが、こういうときは以外とすばやい。一番乗り。

本を持って、水谷先生が来るのを待っていた。本2冊購入したので2冊にサインしてもらう。睡眠時間もほとんど無いという。てんこちゃんの睡眠時間を分けてあげたい位だ。てんこちゃんの後ろで待っていた若いオンナの子は、号泣しながら「ミッ、ミズタニ先生にハナシ聞いてもらいたいんです!!。」と言っていた。状況がせっぱつまっている感じだった。人が大勢になってきたので、その子の様子が気になったが、てんこちゃんも時間がせっぱつまっていたので、その場を去ったが、やっぱ、岩手といえども悩みをかかえている子はいるんだと実感した次第。

そういえば、岩手は妊娠中絶率が全国ワースト1という誇れない記録もあるのだった。

このような講演会に来ない、関心が無いという大人の行動が、子供を追い詰める方向に向かわせてしまう一因であると一抹のさびしさを感じるてんこちゃんであった。

しかーし!、そういうてんこちゃんも実は心の中で葛藤があった。

この日は同時に、てん息のバスケの試合だったのだ、この場合、オヤとして、てん息の試合に同行し、応援するべきか、自分の嗜好をとるべきか。子供にとってはどっちが正しい選択であったか・・・今の時点で判断できない・・・ムズカシイ・・・。

会場の大人に向かって水谷氏が問うたのは、「子供を、ほめる数と怒る数のどちらが多いですか?。」

てんこちゃんは人間が出来ていないので、怒る数のほうが多い。子供は誉めて育てましょうと真に受けたてんこちゃんは、てん息を誉めてみた。

てんこちゃんが誉めると、ドーモわざとらしく聞こえるらしく、てん息は素直に受け取らない。てんこちゃんの裏ココロミエミエである。

本にサインをしてもらい、家に帰ってからじっくりと、本を開いてみた。

「いいんだよ」「春来」水谷修

字の上手さもさることながら、力強くてあたたかさの感じられるサインだ。

水谷先生は、このメッセージを 今とっても悩んで苦しんでいる子ども達、悩んでいる子どもを持つ親達、また、社会に向けて、大人たちに向かって、自分の命を削って投げかけている。

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