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2007年5月24日 (木)

海賊怪我をする

Kaizokuda_1

このタイトルでピンと来た方はケッコウ、バレエ通!!。

Kバレエカンパニー主宰熊川哲也氏の怪我により、バレエ「海賊」盛岡公演は代役で行われた。

チケット払い戻しも行われたようだが、結局代役公演で成功したのかな。

Kバレエカンパニーは熊川哲也以外にも優秀なダンサーがいっぱいいるから、代役でも十分堪能出来るとは思うが、なんといっても熊川哲也はKダンスカンパニーの顔であるので、彼目当てで高いチケットを買った人たちはどうしたのでしょう。

てんこちゃんもミーハーなので、一度熊川哲也のバレエを見たいものだと思い、数年前盛岡公演に来た時に一番安い席のチケットを購入した。(それでも高かった)

首都圏などの大きな劇場より、岩手県民会館の広さだと後ろの席でも十分に楽しめると思う。

チケットも安いところからSOLD OUTしている。今回の公演はギリギリまで宣伝していた。

てんこちゃんが見た公演は「コッペリア」

熊川哲也も出たが、「コッペリア」のストーリーは男性ダンサーの出番が少ない。熊川哲也目当てなので出番が少ないのが残念だった。しかし主役の女性ダンサーも、さすがプロ!!さすがKダンスカンパニー!!とタイヘン踊りが上手で優美な姿を見せてくれた。なので大満足した記憶がある。

って、てんこちゃんは批評家ではなく、単なるバレエの好きな観客であって、てんこちゃん流の感想だ。

それに、地方に居る者にとっては、なかなかバレエ公演や歌舞伎公演など見る機会がない。だからバレエもテレビで見る位しか出来ない。

その時は、ヨイ席はいかにもセレブっぽいド派手な格好した人が見に来ていて、岩手にもこんなヒトいるんだなぁ。さすがダヨ。と思ったものだ。それから、バレエをしている子は姿勢でわかるのでそのような子たち、若いOLさん等等でしょうか。

と、周りも観察しつつ公演を見た。

その前にも一度、来県している。友達は見に行ったと言っていた。当時はもっと人気が高くてチケットがすぐに売り切れてしまい、てんこちゃんは、多少行きたかったがあきらめた。熊川哲也はもう盛岡には来ないんじゃないかと思っていた。

ダンサーの寿命は短い。森下洋子さんのようにずっと現役でダンサーをしていたり、草刈民代さんや吉田都さんのように40代のダンサーもいる。女性は出産なども考えるとなかなか続けるのは難しいようだ。

ダンサーは怪我も多く、肉体を酷使する芸術だから、今回のように突然代役となってしまう可能性もなくはない。

なにせチケットが高いので、てんこちゃんは熊川哲也は一回見たからもういい。というカンジだった。

バレエの全国公演は珍しい。主要都市では行われると思うが、盛岡では本格的な日本のバレエ団の公演はほとんど無い。

以前、外国のバレエ団の公演を見た。

「くるみ割り人形」

楽しい公演だった。

てんこちゃんが思うに、バレエのプリマは日本人のほうが技術もさることながら、踊りが繊細で情感が漂い表現力もすばらしい・・・と感じる。

盛岡の某バレエスクールは全国的にも地方都市の割りにはその世界では有名なそうで、ローザンヌ国際バレエコンクールに入賞し、海外留学しているダンサーをたくさん輩出している。(ちなみに今年じゃなくて昨年のローザンヌコンクールでは、ここの教室出身のダンサーが審査員の名前に入っていた)

てんこちゃんの同級生も長いこと、この教室でバレエを習っていてその後上京し、バレエ団に入り、国費留学生となりプロのダンサーとなった。

てんこちゃんもバレエとピアノはお稽古事の王道のように思え習いたかったが、なにせ親がそのようなセンスを全く持ち合わせていなかった。今にして思うと、スゴーク近い距離に教室があったが、子供の感覚では通うのがタイヘンそう。という理由であきらめた。その友達は教室が近所だった。

しかし、バレエは見るとやるとでは全く違い、そうとうハードである。

技術があるのは当たり前。踊れるだけではなく、強い精神力と表現力が十分に備わっていなくてはならない。

てんこちゃんのような凡人には所詮無理であった。

しかし、見るのは好きだ。

てんこちゃんは、毎年行われるローザンヌ国際バレエコンクールを必ずNHK教育で映す時、チェックするようにしている。最近の解説者はそうでもないが、数年前までの解説者はスゴカッタ!!確かフランス人の女性だと思ったがよくこれだけ批評するだけのボキャブラリーがあるなぁと感心するほどなのだ。滅多にダンサーを誉めるということがない。それもダンサー一人一人の批評がそれぞれ全く違い、酷評、ボロクソ言っている。

よくぞここまではっきりきっぱり批評出来るよなぁ、と肝心のダンサーの踊りよりてんこちゃんは、解説者が次は何て批評するのか楽しみで見ているといっても過言ではなかった。専門的な批評はよくわからないが、あるときは、棄権したダンサーに対して、「ここまで選ばれて棄権するなんて、この舞台に立てなかった多くのダンサーがいる中で機会を得たのだから恥ずべきことだ。」と、言い切った。コワイなぁ。厳しいなぁ。

そうして、酷評されたワリにちゃんとダンサーたちは評価を受け希望するバレエ学校に留学できる権利を得るのだ。それ程、このコンクールのレベルは高く、コンクールに出たというだけでもプロのダンサーとして十分やっていける人たちばかりなのだ。

バレエばかりでなく、演劇や歌舞伎、寄席、お笑いライブ、美術展etc・・・地方に住んでいると、簡単にいろんな公演を見に行けないもどかしさがあるのですだ。

その点、東京はお金のある人にとっては楽しい場所だと思う。

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