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2011年1月27日 (木)

「KAGEROU」

やっと、齋藤智裕の小説、読みましたよー。今年最初に読んだ本が「KAGEROU」というのも、ウムムであーる。

この頃、てんこちゃん、細かい字が読めなくなっているから、この程度のハードカバーって行間が開いているし、てんこちゃんは、3時間ほどで読んだ。

それだけ、ストーリーを読み込ませる力があるといえば聞こえがいい。

でも、正直、ポプラ社の大賞理由が、新人なのに完成度が高いってワケだったけど、この程度で完成度が高い小説か?

てんこちゃんは、最近の直木賞とか芥川賞受賞作を全く読んでいないし、小説をこのところ読んでいないので、判断基準が無い。

だから、正直な感想を言わせてもらう。

細かい描写をしてるつもりは伝わってくるんだけど、まだ荒削りな文体で、より、もっと細かく描写を丁寧にしたほうがいいと思った。

そのほうが、より作者の伝えたいことが伝わると思う。

言っちゃなんだけど、てんこちゃんは、盛岡市の小学生で数年前、作家デビューした三船恭太郎クンの処女作のほうが面白いと思った。

三船恭太郎クンは中学生になってから読書感想文でも賞を取っている。でも読書感想文って、お勉強のやり方のコツをちょと覚えればテストの点が100点取れるのと同じように、先生のウケルようなことを書いていれば、ある程度賞は取れるものだ。

三船恭太郎クンには、小手先の表現にとらわれず、もっと大局的に小説を描いていって欲しいって思っている。

ハナシがずれちゃいますたね。

齋藤智裕も、新人作家なんだから、三船恭太郎クンの本をぜひ読んでライバルになっていただきたいですネ。

KAGEROU」って100万部達成で、同じ時期に発行された、爆笑問題の太田光の書いた小説が30万部で、それもスゴイんだけど、やはり100万部にはかなわないから、太田光は文句を言っていた。

100万部ってことは、水嶋ヒロファンも本買ったに違いない。普段本を読まないような子が読むことは、いいことだと思うけど、てんこちゃんは内容が不満だ。

「KAGEROU」発行と共に、発行した雑誌によると、幼い頃の、人種差別による人格否定、帰国してサッカーを目指すも、怪我で断念。入った芸能界で演技するときも言葉のイントネーションに悩み何度も何度もセリフを言うたびに練習した。など、これまでの生い立ちを赤裸々に語っている。そういった生い立ちが影響して表現者(小説家)の道を選んだのかもしれないけど、このヒトは小説家のワクにとどまらず、これからも他にも何かしそうなヒトだと思う。

まずは小説家デビューしたわけだすが、小説家としては、まだまだだと思う。

KAGEROU」はSF(←これっって死語?)に近い小説だとてんこちゃんは感じますた。

齋藤智裕がこの小説のテーマは「命」って言っていたけど、作家は簡単にテーマを口にしないほうがいいと思う。テーマは何だろうって決めるのは読者であると思う。

熱意は伝わってくるけど、押し付けがましい。

この小説、てんこちゃんは、既に映像が頭に浮かんでくるから、本人も言っているとおり、映画化されると思う。そうすれば、ポプラ社も儲かるし映画も水嶋ヒロ効果で、ヒットするかもしれない。

齋藤智裕が、表現者として社会に貢献したいって、以前言っていたけど、そうなるとよいですな。

まずは、はじめの一歩だネ。

しかし、amazonレビューなら、てんこちゃんは星2つですナ。

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