中津川に鮭が遡上したというニュースが流れ、与の字橋からのぞいてみたが、鮭見えず。
この時期、橋を渡る人々の関心は中津川を遡上してくる鮭のようだ。
紺屋町番屋から紙の橋に向かって、てんこちゃんは、おいしいお昼ご飯を食べたい一心でふらふらしていた。
だって、病院のゴハンは気が滅入るんだもん。
紺屋町通りの小児科医院にコパーがいっぱい飾ってあった。
盛岡市民なら、どっかで見たことがあると思う。
コパーとは銅。井上正美さんという作家さんの作品だ。てんこちゃんはスゴーク好きだ。石坂孝二が伊豆に作ったブライアン・ワイルドスミスという人の絵本美術館があるが、そこにはワイルドスミスの描いたハンプティダンプティなど井上正美氏が作った銅で出来たオブジェが飾られていて、絵本館にいい雰囲気をかもしだしている。
盛岡市内でも、喫茶店などのお店や街角、開業医院などに作品が点在していて、見つかるとなんともうれしくあったかい気持ちになる。
本町通り商店街では、このコパーの作品を街路灯にずらーっと吊るして町の活性化に一役買ってもらおうという試みをしたが、ほとんどの作品が盗まれたという。なんというカッパライであるか。クレーンのような重機を使わないとなかなか取れないものなので、盗人も相当なものだ。と界隈の人々のハナシであった。
それだけ価値があるともいえる。
てんこちゃんは、紺屋町の通りを歩いていて小児科病院にあったコパークラフトを写真に撮っていた。
すると、信号待ちしていた対向車から、運転手さんがニコニコ話しかけ、「今作者が乗ってるよ。」と言うではないか。
後部座席はスモークがかかってよく見えなかったが、確かに作者の井上正美さんだ。
こんな偶然ってあるのかな。
てんこちゃんは以前、個展に行って、御本人とお話したことがあるし、新聞やテレビにも出ているので、どんな人か知っている。
このような場合、なんというリアクションをしていいか、一瞬のことであるので、なんともはやどうしてよいやらわからなかった。
そしたら、運転していたおじちゃんが、「この先に風の又三郎があるから探してみてね。」と言って去っていった。
なので、ポクポクあるいて、又三郎はどこかなぁ・・・と探していたら、見つけました。又三郎。
ちょっと地味なところにあったので、教えてもらわなければ気付かない。
証拠の写真をパチリ。
しかーし、作品を盗む不届き物がいるなんて、とんでもないハナシだ。
てんこちゃんは、井上正美さんの作品はすごく好きだ。銅の持つ温かみなのか、作家の性格なのか、メルヘンチックでどこかユーモアがある。
盛岡市内にいっぱい作品が飾られたら、ハンギングバスケットと同じくらい盛岡の名物になり、街全体がすごくよい雰囲気になり、待ち行く人々の心を和ませてくれると思う。
なので、ほんっとに作品を盗む輩は赦せない。
紺屋町といえば染物屋さん。
かつては中津川で染物を洗い流している風景が必ず、NHKのニュースでやっていたが、いつのまにかやらなくなった。もう染物屋さんはなくなったのかな。
番屋の対角線状にある、煎餅屋から煎餅の焼くよい匂いがする。ここのせんべいはお店の裏の工場で手焼きしている。
酒屋、アンティーク屋、中古品屋。
てんこちゃんはクラムボンという喫茶店に入った。コーヒーと玄米カレーが有名。
お茶党だったが、今はコーヒー党に傾いている。
最近、てんこちゃんはコーヒーづいている。
前は全く飲めなかったが、一度飲み始めたらコーヒーも1日一杯は飲まずにはいられなくなってきた。
なぜだろう?と考えたら、最近生協の宅配コーヒー牛乳を飲んでいるせいではないかと思い当たった。
という訳で、コーヒー専門店のクラムボンに入りました。
クラムボンという名前・・・知る人ぞ知る、宮沢賢治の童話の名前ですね。展覧会も店内で行っている。てんこちゃんが行った時は、静物の素描展をしていた。
いつものおじさん(店主)のほかにごついお兄さんがカウンターにいた。
辺見えみりのだんな木村なんとかに似ているといえば、なんかイメージデキルデショウ?。
てんこちゃんは一人だったし、他のテーブルは開いてなかったので、ごついお兄さんと向かいあうカタチになってしまった。
ちょっと、緊張。
玄米カレーとコーヒーを飲み空腹を満たし、生食普及協会へ。
こちらも自然食品のお店の老舗であるが、パンも有名。
今回はパンが目的。
ここのパンは材料が吟味されている。ざっと見ると、割に高い。
ショーケースの中のパンに迷っていると、横のカゴに盛られたパン発見。賞味期限切れなので半額という。といっても本日中に食べればモンダイ無いので、てんこちゃんは半額パンをたっぷり購入した。食べきれない分は冷凍にしておけばよいのだ。
といろいろ商品を物色していたら、クラムボンのごついお兄さんがパンとカレー粉を買いに来たようだった。
あらま、偶然だ!とこちらでも思ったのだった。
上の橋を渡ったが、こちらでも鮭は見えなかったなぁ。
海に渡った鮭が産卵するため上流の中津川に向かって泳いでくる姿を想像出来ないのであるが、傷付きボロボロな姿になった鮭を見ると、すごい困難なことだろうなぁ、痛々しいなぁ。でも頑張ってるなぁ。と思うから、鮭見たかったな。
風の又三郎・・・・・見つけましたヨ。
写真も撮ったけど、これはみなさんのお楽しみにとっておいてここではナイショ。
最近のコメント