「いわいさんちへようこそ!」岩井俊雄著 紀伊国屋書店刊
メディアアーティストの岩井俊雄さんと娘のロカちゃん(名前もカワイイ)と一緒に主に工作を楽しんでいる様子が伝わってくる本。パパの育児日記ともいえるかもしれない。
本業はメディアアーティストというくらいだから、バリバリデジタル系のお仕事をされている方のようだ。てんこちゃんは本業は何のお仕事をしている人か調べてみたがよくわからなかった。
この本ははじめ、本にするつもりは全くなく、娘のロカちゃんと一緒に遊びながら作っていたものが書籍化されたものだそうだ。パパのイラストがかわいいしロカちゃんがパパと一緒に工作したりとっても楽しそう。ロカちゃんの表情が最高にいい。
割りピンおもちゃ、シール、クジ、ダンボールの船、カルタ、絵日記などなど。あそびのヒントがいっぱいつまっている。
実はてんこちゃんも、こういった工作は好きなので、よく作った。てん息が3歳の時、手術で入院することになった時、退屈しないように、わざわざいろんな絵を描いたシールをつくり、スケッチブックに張っていくおもちゃもどきを作った。てん息は全く遊ばず、同室の男の子に受けた。てん息を主人公にしたスゴロク。クリップのさかなを磁石で釣る魚釣りゲーム。オリジナルカルタ。ダンボールのおうち。オリジナルメダル。
しかし、ことごとくてん息はヨロコンデくれなくて、てんこちゃんは落胆した。今にして思うと、自分の趣向を押し付けても、子供は嫌いなものは受け付けないのだった。たぶん、その時、てん息がてんこちゃんに求めていたものはもっと違うものであった、と振り返って客観的に考えると思う。
いわいさんちでは、ロカちゃんとパパがとっても楽しそうに遊んでいる。見ているこちらまで楽しくなってしまうような本だ。パパも最初は育児にどう参加したらよいか迷いながら試行錯誤しつつ参加していたという。
つい最近ロカちゃんに妹が生まれた。寝ている赤ちゃんが見ているモビールもオリジナル。赤ちゃんの手が触れるとおもちゃが動くしくみになっていて赤ちゃんの目が動きを追っている。
いわいさんパパも2番目のお子さんを持ち、おもちゃもバージョンアップしていくようだ。(赤ちゃんが生まれてからのおはなしは別の雑誌に出ていた。)
ハナシは全く変わるが、てんこちゃんは最近できたばかりの書店をよく利用する。注文するとすぐ手に入るし種類が多いので、ついつい長居してしまう。ネット書店も随分利用したが、やはり、手にとって中身を確認して買うということが出来るのがありがたい。しかし、先日行った時は困ったさんに出会ってしまった。児童書コーナーが充実しているのはよいのだが、いろんな本があり、こどもが本で遊んでいる。特に音の出る絵本。音量の調節が出来ないのか、かなり音が高い。それにデジタル音、内蔵された電池で鳴るしくみなので何度も聴いているとスゴークイライラする音なんですネ。童謡なのに、イライラしちゃうなんて。そんな絵本を子供が何度も何度も聴いているのでした。このような音で聴いていて子供の脳はオカシクならないんでしょうかネ?!既にゲーム音楽でさえ、てんこちゃんの耳では騒音にしか聞こえないが、子供は慣れるものなのか、てん息も全く気にせずゲームに夢中だ。
デジタル化がどんどん進むと、逆にアナログを求めたくなるもので2極化していくのかもしれない。
いわいさんはお仕事柄かもしれないが、ハイテクとローテクのよいところわるいところをしっかりふまえて子供に伝えていきたいといっている。
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